今日は、東京こけし友の会創立60周年記念祝賀会が「ホテル椿山荘東京」で開催されたので、その報告である。朝からの雨模様の天候で連日の酷暑が和らいだ中、遠くは秋田からの方も含め109名の方々が集まった。会場受付では、式次第の資料とともに2寸の豆こけしが付いたリボンの名札と、今晃の小寸こけしがおみやげとして手渡された。祝賀会は13時から始まり、第1部(式典)、第2部(懇親会)というスケジュールであった。工人の参加は来賓を含めて、岡崎幾雄さん、陳野原幸紀さん、菅原和平さん、佐藤一夫さん、大沼秀雄さんの5名。第1部では来賓の挨拶が中心で、第2部は乾杯からスタートした懇親会。最後は工人等からの寄贈こけしを巡るジャンケン大会で大いに盛り上がった。名残惜しい雰囲気の中、16時にすべての行事を無事に終了。口絵写真はリボンこけしで西山敏彦さんのもの。(他に、長谷川優志さん、佐藤康広さんのものがあった)
先ずは、会場の受付。参加者に渡す黄色いリボン(豆こけし付き)が並んでいる。
会員代表として挨拶する岡崎幾雄さん。18歳で会に入り、今や最古参の会員である。
工人代表として挨拶する陳野原幸紀さん。今回の目玉の特大こけしについても語られた。
いよいよ、ジャンケン大会が始まる。先ずは寄贈こけしの紹介。陳野原さんは、60周年記念ということで、60cmの特大こけし2本を作ってくれた。
勘治型こけし。左から柿澤是隆さん、高橋義一さん、柿澤是伸さんの原寸こけし。
栄治郎型こけし。左から岡崎幾雄さん、田中恵治さんの原寸こけし。
ジャンケン大会中の会場風景。寄贈こけしを目指して、グー、チョキ、パーで勝負!