例年なら未だ残暑が厳しい時期なのに、今年はすっかり秋めいた9月入りとなった。不順な天候のせいで野菜の高値が続き、今後が心配な昨今ではある。さて、通常なら開催の翌日にはアップする友の会例会の写真、今回はカメラから画像の取り込みが出来なくなる事態が発生し一週間遅れとなってしまった。友の会の例会は8月は休会なのであるが、今回は臨時例会ということで、中古こけしの大頒布会となり、約800本のこけし、えじこ、だるま等が頒布された。入札、抽選品を除いた一般の頒布品は価格帯毎の均一価格となっており、ワンコインから始まっていた。口絵写真は、おみやげの早坂伝吉のこけし。おみやげは他に小林清次郎の傘こけしもあった。なお、例会出席者は83名であった。
写真(2)は入札こけし。後列左から、高橋忠蔵74歳、佐藤文吉(73歳頃か)2本、保存極美の柏倉勝郎。中列左から、佐藤春二の今三郎型(署名なし)、佐藤善二の幸兵衛型。前列左から、二代目虎吉三角胴2本、同じく由吉型、井上四郎の春二古型、高橋忠蔵(74歳)2本、佐藤文男の文助型、佐藤昭一の貯金箱、遠刈田こけず5本(朝倉英次2本、佐藤菊治2本、佐藤守正)。
写真(4)は抽選品。順不同で大きいものから、菅原庄七、二代目虎吉、井上ゆき子、佐藤巳之助、斉藤源吉、佐藤春二(幸太型)、河村清太郎、北原鉄造、佐藤善二(多兵衛型)、小林善作、ダルマは毛利専蔵(大)、毛利昭一(小)。