7/9(火)より、仙台のカメイ美術館で、東京こけし友の会創立60周年記念展示会が始まったので、その紹介である。今回の展示会はそのタイトル「友の会の名品と思い出のこけし」にあるように、友の会に関係した古名品、会員の思い出のこけし、会頒布のこけし(おみやげこけし、周年記念こけし等)の3パートに大きく分けられる。古名品は、その名の通り、こけし界で名品と言われているこけしを、関連して展示している。明治期の栄治郎こけし3本、勘治こけし2本が揃って展示されるのは本邦初である。思い出のこけしは、会員の思い入れのあるこけしで、古品から最近作まで、実にバラエティに富んだ作品が並ぶ。約400本に及ぶ会頒布のおみやげこけしは、まさに壮観の一言に尽きる。7/13(土)には、誰でも参加できるオープニングパーティも予定されており、多くのこけし愛好家に参加頂きたい。
それでは、以下、会場の様子を写真で紹介しよう。こけしの写真はガラスケースに入っているため鮮明でないことをご容赦願いたい。なお、プロカメラマンによる全品鮮明に写した写真集(図録)が刊行される予定なので、そちらをお待ち頂きたい。
カメイ美術館の1階入り口に張られた展示会案内。
展示会のポスター。
展示会場(7階)入り口から見た会場全景。初日早々から、中学校の絵付け学習が入っていた。
古名品の展示ボックス。
思い出のこけしコーナー。
おみやげこけしの群像。
友の会の会員証。